太極拳でつく筋肉は?

太極拳はずっと中腰で動きます。なのでまずは太もも前面(大腿四頭筋)に筋肉がつきます。

後ろに戻る動作があります。すね前外側に筋肉がつきます。

片足立ちになります。片足立ちの姿勢を作るとき、インナーマッスル(大腰筋)も使いますし、太もも後ろ側(ハムストリング)、お尻の筋肉(大臀筋)も使います。

両足で体重を支えている状態から片足で体重を支える状態に移行するとき、体の軸をまっすぐにしていないとぐらつきます。軸をまっすぐにした状態で片足で立つためには、腸腰筋だけでなく足の甲の筋肉も必要です。

太極拳を始めてすぐはまず太ももに筋肉がつきました。正しい姿勢を作るため、どうしたらよいか考えて意識する筋肉がどんどん増えていきました。

今、下半身にバランスよく筋肉がついてきました。O脚が治ったり、軸がぶれずに歩くことができるようになりました。

太極拳を始める前、そういう効果があると知らず、よくわからないままやっていました。

体質が変わり少々無理しても大丈夫な体力がついただけでなく、予期していなかったいろいろな効果がありました。動作を真似る能力、覚える能力も高まりました。脳トレ効果も予想外のうれしい副産物です。脳トレ効果についてはこちら→2019年3月26日