死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい
「死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい」という題名にひかれてシニア向けの筋トレ本を読んでみました。
高齢になって元気でいられるためには筋力が必要、太極拳の動作を正確にやるにも筋力が必要というわけで太極拳レッスンに筋力をつけるプログラムを入れたいと常々思っていますが、何をどれくらいやるか迷っています。
著者の小林弘幸さんはスポーツドクターでありながら、自分は運動をしていなかったんですね。50歳を過ぎて気力も体力も落ち、病気になり、一念発起して筋トレを始めたそうです。そして効率よく足腰を鍛え、健康になれる方法(血流を促し、自律神経のバランスを整える)を考えてたどり着いたのがスクワットをすることだそうです。そして医者として最も健康効果を高めるフォームを提案しています。そこで提案されているフォームは太極拳でも推奨されているフォームです。屈むのに4秒、のばすのに4秒かけてゆっくり朝晩20回ずつ。
スクワットには足腰を鍛えるだけでなく、免疫力向上、認知症予防、尿漏れ防止、便秘改善、心を前向きにする作用などたくさんの効果があるそうです。
太極拳での筋トレは、站椿功を低い姿勢で行います。が、スクワットもよさそうです。まずは自分自身実践してみて、よさそうなら太極拳レッスンに取り入れていこう。