自在力2~気功を勉強中。

「日本女子太極拳クラブ所属の指導員は、気功も勉強してください」ということで、気功を勉強中です。すでに太極拳を教えているので、気功も教えることも意識して勉強しています。

気功って何?
「中国の歴史のある健康法。呼吸と意識と動作がセットになっている。深い呼吸をし経絡やツボに刺激を与える動作なので体質改善などに即効性があり、健康効果が高い」
というあたりが一般的な説明です。
私自身、まずは呼吸と意識を伴った動作の形を覚えています。

しかし私自身が経絡の勉強をきちんとしていないせいか、どうもすっきりしないところがあり、「気功って何?」の答えを求めて、いろいろ本を読んでいます。

「自在力2」・・この本は私が気功を学び、練習し、教えるときのバイブルになるかも。「自在力2」を書いた塩谷信男先生は「気功」という言葉は使っていません。「正心調息法」という呼吸法を提案しています。その呼吸法が健康に良い理由を以下のように説明しています。

「宇宙が与えてくれた最良の栄養素である酸素を、体内深く呼吸し、身体の「中心」部まで送り込」むとわたしたちの身体内部と自然や宇宙が一本につながれ密接に連関して一体化する。「その宇宙の調和力との同調が、ゆがんでいた身体のバランスを整えて、私たちを苦しめていたさまざまな病気や症状をおのずと排除していったと考えられます」「正心調息法とはしたがって、宇宙無限力を体内に取り入れる方法であり、また、わたしたちの心身をその無限力にシンクロさせる方法でもあります」p91

私はこの言葉に「なるほど!」と思ったのですが、科学的な説明にはなっていないので抵抗がある方もいそうです。自分だけが納得していればいいのかもしれません。「自在力2」はいろいろおもしろい本なので、後日さらにご紹介したいと思います。