脳が若返る瞑想パワー
2016年9月28日放送の「ガッテン!」「ボケない!脳が若返る瞑想パワー」の録画を見ました。一日3分の瞑想を続けることで、脳の記憶の中枢「海馬」が活性化し、パフォーマンスがアップするということでした。日本の座禅、インドのヨガをアメリカでマニュアル化し「マインドフルネス」と名づけられているそうです。高齢者の認知症予防だけでなく、若い働き盛りの人にとっても有効だそうでアメリカでは医療機関や一流企業でも取り入れられているのだとか・・。
普段の生活では、常に何か考え前頭前野が働きっぱなしなので、何も考えない、もしくは呼吸など一つのことだけに集中することで、脳を休ませると(睡眠中のようなシータ波がでるそう)頭がすっきりしてきて、認知症テストの結果もよくなるそうです。
座禅だけでなく、食べる瞑想というのも紹介されていました。一つのおにぎりを、よく見て、においをかぎ、口にいれ、よく噛み、じっくり味わい、呑み込み、体の中を食べ物が通っていく感じを観察する・・・というように、食べることだけに集中し、感じ、観察しながら30分くらいかけて食べると同様の効果が得られるそうです。
太極拳も動禅といわれます。座禅でもなく、立禅でもなく、動く瞑想ということですね。新しい動きを覚える段階では脳をいっぱい使うので、瞑想とは程遠いようにも感じます。動きを覚え、何も考えなくても体が動く段階になると、一つのこと、例えば呼吸だけに集中してみるとか、体の状態を観察しながら動く、何も考えずに動くということも可能になります。ただ、動作を覚える段階でも、普段使っている脳と違う箇所を使っていて、普段使う箇所を休ませている感じもします。
站椿功=立禅について、より効果的なやり方を考えてみよう・・。