まちづくりの非常識な教科書-1~地域活動のプロセス2
2009年に公園太極拳を始めた時に「太極拳で元気で楽しいまちづくり」をスローガンにしました。その半年後にKSコミュニティ・ビジネス・アカデミーに入学したときは「この街に住んで良かったと思える地域にしていきたい!」と名刺に書きました。
実際にやっていることはその時々で変わっても、その気持ちは今も同じです。
今住んでいるこの街を暮らしやすい地域にしていきたい。自分が住んで良かったと思えるまちにしていきたい。
そのための方法はたぶん無数にあるのだと思います。さまざまな人との出会いがあり、今の自分の活動の形が作られました。さまざまな人の思いがつながって、自分が当初漠然と考えていたのとは予想もしない方向に現実がどんどん進んできました。
2009年に公園太極拳をスタートしたとき、コミュニティビジネスという言葉も知らず、コミュニティカフェに発展するとは想像もしませんでした。思いを声にして発信したら、現実がどんどん展開していきました。本来知識を蓄え心の準備ができてから物事を始めるものだと思っていましたが、新たな目の前の現実に対応するために必要な知識や自分のスタンス、軸をどう作っていくか、戸惑い、模索し続けてきました。知識を渇望し、自分の軸を作るヒントを得たいと、いろいろな本を手に取ってきました。最近はコミュニティビジネスやまちづくり関係の本を読む頻度は減ってきましたが、一番直近で読んだのがこの本です。
どうしてこの本を読もうと思ったのか書いていたら長くなってしまいました。続きは後日。