太極拳の身体への効果
(詳しくは「太極拳の健康効果」のページをご覧ください)
私の実感です。
太極拳を始めて10数年。10数年前に比べて、筋力がつき、体が柔軟になり、動作を見て真似る認知力が高まりました。頭も体も若返ったような気がしています。
太極拳をしていると・・
①体が温まります。
②大腿部の筋肉がつき、転倒を予防します。
③バランス感覚が養われます。
④頭も使います(動作を真似する認知能力が高まります)。
⑤経絡を刺激するので続けていると体が丈夫になります。
⑥正しい動きがわかってくると、正確な動作をするためにストレッチをしたくなります。(→体が柔らかい=筋肉が柔軟な人は、血管もやわらかいそうです。)
血流がよくなり、血管が柔らかくなり、筋力がつくというアンチエイジング効果があります。
大腿部の筋力がつくので転倒予防、ひざ痛予防にもなります。
(*やり方を間違えるとひざを痛める恐れもありますので、指導者の指導を受けながら練習することが望ましいです。)
最初は動作を覚えるのも大変ですが継続していると、見た動作を真似する認知能力も高まります。
体質が変わって、体が軽く動きやすくなります。
太極拳の精神的作用
練習をしていると、心が無になります。
いろいろあっても全部忘れて、さわやかな気持ちで翌朝を迎えることができます。
嫌なことも忘れてしまうので、いつもにこにこしていられます。
人にも優しくなれます・・。
(個人差があります)
「武術太極拳」を学んでいます。
武術太極拳はアジア大会の種目にも入っている採点競技です。武術太極拳の動きの基本は世界共通なので、基本を身につけて大勢で一緒に演武をするのも楽しいです。
見る楽しみ
太極拳の基本がわかってくると、ベテランの動きを見る目が養われます。同じ型を演武しても、演舞する人の個性により異なる雰囲気になります。
中国武術への関心が高まり、世界が広がります。
ゆっくり動く意味
テニスでもゴルフでも走る姿でも上手な人の無駄のない動きは美しいですよね。
太極拳はもともと、ゆっくりとした動作で武術の型を正確に身につけるための
練習法でした。
今は「スロー筋トレ」ということでも、ゆっくりとした動きが再評価されていますね。
ゆっくり動くことで、自分の体の状態を感じながら、
無駄のない合理的な動きができることを目指して練習しています。
太極拳が好き!
最初は、何が何だかわからないのをまねするのが面白い。
次は思うように自分の体をコントロールできないのが面白い。
できそうなのにできないのが面白い。
上手な人の動きはきれい!素敵!
身体の柔軟性や筋力がないと、きれいな動きができないので
ストレッチをしたり、筋トレもしてみたり、
太極拳に導かれて身体が変わってきました。
最初は、形を覚えるのが楽しい。
最初はできなかったことが、できるようになるのが楽しい。
一つできるようになると、別の課題が見えてくるのが楽しい。
太極拳は、1年目には1年目の面白さがあり、
3年目には3年目の面白さがあり、10年目には10年目の面白さがあります
太極拳はある程度形を覚えてからも難しいのですが、マイペースで行えばその挑戦は面白いです。私もまだまだ修行中です。