藻谷浩介さんの講演を聞いて(多摩区まちづくり協議会)

昨日2月11日(日)藻谷浩介さんの講演を聞きました(多摩区役所・多摩区まちづくり協議会)。お話全部面白く興味深かったのですが、特に印象に残り、考えさせられた言葉は・・。

①「現在50歳以上の女性の二人に一人は95歳まで生きる、男性の4人に1人は95歳まで生きる。」

②若いころの感覚のまま年を取っていて、時代認識を誤っている人がほとんど。

③「小田急の複々線化により多摩区が便利になり、多摩区が中原区のように超高層マンションがたくさんたつようになる」

①は、自分のこれからを考えさせられました。85歳くらいまでは元気でいたいと思っていたけれど、それこそ、②の私が若かった時代の感覚ですね・・。95歳で元気で頭もしっかりしている自分を想像できていなかったのですが、これからは100歳になっても元気で活動している姿をイメージしていかねば・・。

③は、にわかには信じがたく、そうなのかなあ・・という感じです。人口減少の時代なのにそんなことになるかしら?
昨日の講演では武蔵小杉の超高層マンションの住民が40年後、そのまま高齢者になるだろうという話でした。住民が高齢化し、建物も老朽化し、住民の収入も少なくなり、維持費が払えない人が増えた超高層マンションの姿は想像するのも恐ろしい。
私は川崎市都市計画審議会の委員として、武蔵小杉の超高層ビルの計画に反対意見を述べてきたけれど、残念ながら超少数派です。